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【SAP BTP】株式会社KYOSO 組織としての取り組みのご紹介

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ビジネスソリューション事業部のマネージャ、長嶋です。

ビジネスソリューション事業部は主に開発1から4までの組織体で構成しています(2023年現在)。私は、その中でも最も大所帯であり、協力会社要員を含め約40名を擁する開発1の担当です。

開発1は、主にSAP Business Technology Platform(以後SAP BTPと表記します)についての開発業務を行っています。開発業務を推進する背景として、弊社および事業部での取り組みについて皆様にご紹介します。

SAP Business Technology Platformのビジネス領域

当開発1では、SAP BTPを利用し、SAP社が提供するS/4 HANAやSAP Success Factors等の各種プロダクトに対する(データ項目や機能の追加等をはじめとした)SideBySideでの拡張開発に取り組んでおります。主なビジネス形態として、SAPプロダクトの導入を進める大手ITベンダー様と協調し、エンドユーザーの要件定義からFit&Gyap分析で必要と判断された拡張機能部分の開発を担当します。技術知見を有するチームリーダーが、各開発チームを指揮・運営し、複数の開発案件を進行しています。その過程においては、各チームで得た知見をナレッジベースとして共有するなど品質面での精度・技術レベルの向上に向けた活動を継続しています。それらの努力の結果、(2023年現在)売上規模として5億円前後の実績を達成しています。

SAP BTPビジネスの推進に向けた主な取り組み

当開発1では、SAP BTPでのシステム開発に関して技術的な蓄積を図り、SAP社のシステムを活用している各社へのプレゼンスを高める事等を目的に、以下の取り組みを行っています。

  1. SAP社資格試験の受験を奨励し、有資格者を増員する。
  2. SAP社主催のイベントへの参加・登壇を行う。
  3. 開発案件にて獲得した知見を技術ブログ(当サイトブログ記事・Qiita)で発信する。
  4. 社内表彰による社員の努力評価:PHILOSOPHY賞

1.SAP社資格試験の受験を奨励し、有資格者を増員する。

SAP社では自社プロダクトに関し、分野ごとに系統化された学習カリキュラムが提供されています。その習得を図る指標として資格試験があり、試験に合格することによりその分野について受験者の理解度・習得度が確認できます。開発1ではプロダクトに対する理解を深め、総合的な対応力の向上を図ることを目的に当該資格の受験・取得を奨励しています。

SAP社資格試験の受験推奨については以下ブログ記事にて詳細紹介していますのでぜひご参照下さい。

【SAP】SAP認定試験を受験しよう!SAP認定資格の取得に対するKYOSOの取り組みについて

2.SAP社主催のイベントへの参加・登壇を行う。

SAP社が主催される様々なイベントに積極的に参加し、登壇発表等を行っています。参加実績のある主なイベントとしては以下の通りです。

  • SAP アドベントカレンダー
  • chillSAP 夏の自由研究
  • SAP Inside Track Tokyo

・「SAPアドベントカレンダー」は、12月1日から24日クリスマスまでの間、毎日誰か一名がSAPに関する技術ブログの記事投稿を行うイベントです。2021年度に弊社社員が参加しております。

(参考リンク)SAP Advent Calendar 2021

・「chillSAP 夏の自由研究」はアドベントカレンダーの夏版のイベントで、こちらは8月の開催となります。こちらも弊社社員が参加しております。

(参考リンク)【アウトプットの夏】「#chillSAP 夏の自由研究2022」を開催します

・「SAP Inside Track Tokyo」は、SAP関連トピックを共有し合う、草の根コミュニティイベントです。こちらは2021年の開催分に私自身が参加し、発表させていただきました。その際の内容がYou Tubeにアップされておりますので以下に参考として記載いたします。

これらイベントへの参加で、弊社の実績や知見を広くアピールし、同様の取り組みを行っている他社様と協力関係を持つ機会の創出や、開発案件を予定している企業への認知機会に繋げることを目指しています。

3.開発案件にて獲得した知見を技術ブログ(当サイトブログ記事・Qiita)で発信する。

当事業部では各社員にて開発業務で得た知見の発信を活発に行なっています。技術的なトピックを中心に当サイトのブログ記事およびQiitaでの記事投稿にて発信活動を行っています。

基本的にはSAP BTPのシステム開発過程で直面した課題やその解決方法等、一般に知見の少ない情報を広く共有し、ナレッジの発信を行う事で弊社としてのSAP BTP分野における取り組みの認知を広げる活動です。

(参考リンク)Qiitaの記事一覧 [KYOSO, BTP]

私自身も(SAP社のイベントに際しての内容でもありますが)Qiitaにて以下の記事を投稿しております。

オンプレのHANAからSAP Analytics CloudにCloudConnectorを使用してデータをインポートしてみたら色々あった話

(その他にも弊社社員が投稿した記事が多くありますので「KYOSO」のタグで検索してみて下さい)

4.社内表彰による社員の努力評価:PHILOSOPHY賞

弊社では社員の日常における様々な活動に対し、表彰制度を設け、その行動を讃えることにより、当社の行動指針であるPHILOSOPHYをより深く浸透させることを目的としてPHILOSOPHY賞の表彰を行っております。当事業部でも案件遂行での努力が評価され、開発1メンバーの荒木が2023年(51期上期)のPHILOSOPHY賞を受賞されました。

当事業部では各メンバー個々の自己実現を促し、エンゲージメントを高めることがビジネスの成長に必要であると考えております。社内表彰にはマネージャによる推薦が必要となりますが、各メンバーの日々の努力をつぶさに拾い上げることで積極的に推薦につなげる努力を行っています。

最後に

以上が、弊社・ビジネスソリューション事業部(開発1)における主な取り組みとなります。当チームには新卒入社社員を含め若手も多く在籍しており、資格取得をはじめとした学習に加えてアウトプットとしての発表・情報発信の機会を活用することで、スキル向上を促進し開発チームとしての総合力の向上を目指しております。また、各個人の努力を評価し、それを明確な形で伝えていくことによって全体のモチベーションの向上にも努めております。今後も組織としてより成長できるよう引き続き取り組んで参ります

投稿者プロフィール

長嶋 昌由
長嶋 昌由ビジネスソリューション事業部 開発1 マネージャ
1990年代後半に文系(経済学部)出身でありながら新卒でIT企業に就職。VBでの開発から始まり、WEBシステム(PHP/JAVA)の開発に携わり、時を経て現在はSAP BTPを主体とした開発組織のマネージャを担当
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